コーヒーインストラクター1級検体キットが届きました
講習会も3週間を過ぎた本日(6月14日)、ようやく1級検体キットが届きました。このとき試験まで17日前です。いや、受からす気無いでしょ!?まぁこれまでに実技を完璧にして、ラスト実技追い込みでも十分な時間でしょうが、合格率低いのも分かるなって感じです。
さて、どんな検体が届いたのか見ていきましょう。
この記事では
- コーヒーインストラクターを受ける人
- それを検討している人
- コーヒーが好きな人
に、お役に立てると思います。
コーヒーインストラクター1級の試験の申込みの際ついでに注文する(任意)コーヒー豆の検体が届きました。早速どのようなものが届いたのか研究がてらここに記していこうと思います。
身に覚えのない「小さな箱」が…
身に覚えのない配達のチャイムとともに送られてきたのがこの「小さな箱」。
もう注文も忘れていた頃に届き、即開封式へ。
中身の検体の種類と内容
思ってた以上に小さい箱すぎて、
「まさか検体じゃないよな」
と、思いつつも確認。まぁなんともケチなのか妥当なのか。。。これで5000円超とはね。試験自体が高額なのでこれ込みとか、もっと情報をくれるとかあっても良いのにね。
さて、肝心な中身はといいますと。
- 書類2枚
- 豆10種
- プラスチック耐熱カップ
大きく分けて以上の3つです。
さらに細かく見ていきましょう。
〇書類
1枚は、検体キットの内容物を記したもの、もう1枚は煎豆配合分析で必要な見分ける特徴などの知識が記載されています。
〇豆10種
- ブラジルタイプ2 アラビカ種・非水洗式 豆参考
- エチオピアG4 アラビカ種・非水洗式
- コロンビアエクセルソUGQ アラビカ種・水洗式
- グアテマラSHB アラビカ種・水洗式
- インドネシアWIB-1 カネフォラ種・水洗式 豆参考
- インドネシアAP-1 カネフォラ種・非水洗式
- グアテマラSHB アラビカ種・水洗式
- インドネシアWIB-1 カネフォラ種・水洗式
- ブラジルタイプ2 アラビカ種・非水洗式 豆参考
- コロンビアエクセルソUGQ アラビカ種・水洗式
〇プラスチック耐熱カップ
これはほんとおまけ程度のものです。何なら講習会の時に使用するプラカップがありこれを持ち帰ることができます。ですので、正味いらないです。。。
1級検体キット購入すべきか否か
注文すべきか否かについては、やはり賛否両論です。私の見解で次の2点より必要か判断材料にしていただければと思います。
- 日頃「豆」に触れる機会があるか
- 自分で購入した豆で挑むか
日頃「豆」に触れる機会があるか
まずは、日頃からコーヒー豆を見る・触る機会があるかどうかです。自分で購入する時も同じことが言えます。
あまり機会がない方は必ず買った方が自分の自信になると思います。
また、自社農園がある、や豆の卸業者などの方は自身もあると思いますので、5000円の価値が見受けられるか判断していただきたい。
私の場合、生豆から仕入れ焙煎加工し、卸・商品化する会社に1年ほど勤めていますが、農園の違いや年代別で割と違う豆もあるので一旦購入してみました。
自分で購入した豆で挑むか
そもそも自分で生豆や焙煎豆を店などで購入している方は自分で揃えるのもありです。実際私も講習会以前に購入し試していました。
ただ、注意すべきことがあります。
それは、「試験の豆」とは違うことです。噛み砕いて言うと、同じ産地でも見た目・特徴・味に違いがあるということ。また試験では特徴の分かりやすい豆ですので逆に頭が混乱する要因ともなります。
私の場合では、事前に感覚を得て、講習会で確認、みたいな感じが理想でしたので講習会以前に購入し試してみました。はっきり言うと分かりにくいし混乱しました。しかし、分かりにくい豆を見ていた目からすると講習会の豆はすごく分かりやすく感じました。また、生豆で購入や店によれば安く済む場合もあり財布にも優しいです。
参考までに購入したサイトを…
以上の点から
試験で提供される豆は言わば「標準豆」です。と言うのも、ある程度分かりやすく選別やそれなりの豆を選んでいるみたく、豆判別・カッピングの入り口なわけです。
私は購入して良かったと思っています。ただ購入して、講習会のサンプルで十分、5000円は高い、実技試験の全ては覆えていない、など不満が多いです。不満が多いにしては安心して試験に挑める気持ち、がすごく体感できました。
よって後悔しない選択を以上に述べた材料から判断していただきたいと思います。
最後に
さて、検体が届いたことですので実技の特訓でもしますか。
実技の対策・詳細はこちらの記事で研究してます。
豆で届いたためこれをどう使うかも試験の合否に繋がるでしょう。粉にすると豆の判別ができないしかと言って豆のまま置いておくわけにもいきません。
ポイントは、焙煎豆の鮮度が落ちる前にいかに豆の判別・特徴をつかむことができるか、また、鮮度が落ちないうちに粉にし味を覚えることができるか、にかかってくると思います。
ですので、まだ2週間あると呑気にしてないで効率よく実技の対策を取りましょう。写真におさめるのも1つの手ですね!?
と言うことで私も勉強致します。