コーヒーインストラクター2級 過去問 2021 実際に受けた問題公開

コーヒーインストラクター2級 過去問 2021

コーヒーインストラクター2級を私が実際に受けました結果、そしてその試験の内容や対策を今後受けられる方にお伝えしようと思います。

しかし問題には曖昧な部分や出題順番が違うところがあり、正確さに欠けるところがありますがなるべく覚えているものを再現しております。(ただ途中退出せずに問題を3周は目を通したのでそれなりに覚えているかと…)

あくまで参考程度にお願いいたします

まず証拠ではないですが受けてきた証明とそれなりの根拠が必要ですのでこれを皆様に自慢 お見せします。

コーヒーインストラクター2級 過去問

おそらく2点問題を1つ間違えたと思いまして100点中98点でした。

個人的に中学校や高校のテストレベルぐらいかなと思います。よって受けられる方は気張らず気楽に臨んでもらえたらと思います。ですが気を抜くと後悔することになりますのでしっかり勉強しましょう!

実際に受けて穴抜き問題はほぼない可能性が高いです。覚える程度に見てください。過去問の方が参考になると思います。

2022年実際に受けた過去問の掘り起こしです。丸覚えしたうえ説明できるようにしましょう。

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コーヒーインストラクター-2級-2021-過去問問題編

まず、試験は60分で開始後30分で退出可能、ただし再入場は出来ません。

全部で100点問題で、実技1問そして学科55問です(不鮮明)。

そして、配点は実技1問10点学科1点又は2点だと思います。と言いますのも正式に書いてあったり説明があるわけではありません。つまり推察ですのでご了承ください。

試験自体は時間の半分以下ほどで終えるぐらいの余裕があります。しかし私は見直しを3周程度行い、試験終了までいましたが残ったのは5名程度でした。続々と退出していくのを見ていると「自分も…」となりそうですが気を取られず集中しましょう。

実技(コーヒーインストラクター2級)

まず初めに飲み比べ問題でいきなりコーヒーが出てきます。ここでの配点が10点なので分からないと大ダメージ+テンパって試験どころではなくなります。ここは事前に講習会でも学びますし問題がある程度分かっています。したがって確実に飲み比べられるようにしましょう。

また、以下にも紹介しますが[古い豆・新しい豆][深煎り・浅煎り][水洗式・非水洗式][アラビカ種・カネフォラ種]が実技です。とりわけ後者2者が比較的難しく試験までは毎日飲むなどして覚えましょう。

学科(コーヒーインストラクター2級)

第二に学科ですが、1点問題と2点問題があります。基本2点問題で国名のあたりが1点問題かなと推察します。また、基本的に正否問題・選択問題の2択問題です。

しかし教科書通りの順序でもジャンルごとの問題でもなくまとまりがあまり感じられないですが、ある程度設問に分かれております。また、3分の1程度は考えるとわかる問題もありますが他は暗記です。よって教科書以外からは出ませんので講習会を参考に丸暗記しましょう。

ざっとこんな感じです。

ということで、ここからは問題と補足と細かく見ていきましょう!


(まず、試験官よりコーヒーが配られますので適したものを 1or2 で回答)

Q,アラビカ種 及び カネフォラ種 飲み比べ

補足

まず試験開始と同時に配点の大きい飲み比べの問題です。

他にも、[古い豆・新しい豆][深煎り・浅煎り][水洗式・非水洗式]があり、とりわけ水洗非水洗アラビカカネフォラが難しいので飲み分けられるようにしましょう。

(以下マークシート形式で 1or2 回答)

A.カネフォラ種は一つの木で交配できる

B.カネフォラ種は病気に強い

C.小規模農家と大規模農家で味が安定しているのは大規模農家の方である

D.ブラジルの収穫期は11~2月にピークを迎える

E.非水洗式とはナチュラルが故に天日乾燥のみの乾燥方式のことをいう

F.水洗式の最終乾燥状態は果実である


答え

A.2 B.1 C.2 D.2 E.2 F.2

補足

例えば、Cのようなふわっとしたどちらともとれる問題もいくつか出てきます。よく読んでゆっくり考えましょう。さらに、Eは出やすい問題で、ナチュラル=天日と勘違いされがちですが機械乾燥及び天日乾燥はどちらにも当てはまります。すなわち非水洗(ナチュラル)・水洗(ウォッシュド)はを使用するかどうかで覚えましょう。

(A~Jが解答欄に印刷されていますのでそれに合うように・選別方法国の位置 をそれぞれ適した数字にマーク)

国名
A,ブラジル B,ケニア C,メキシコ D,グアテマラ E,コロンビア F,ジャマイカ G,インドネシア H,ベトナム I,エチオピア J, イエメン
選別方法
1.スクリーン 2.欠点数 3.標高 4.スクリーンと欠点数 5.その他
コーヒーインストラクター2級 過去問
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答え

A.45 4 B.3 1 C.30 3 D.31 3 E.41 1 F.38 4 G.26 4 H.25 4 I.2 2 J.13 5

補足

まず、試験の大半と言っても良いほど、国名その場所はとても重要です。すなわち曖昧に位置を覚えるのではなく確実に覚えましょう。しかし裏を返せばここを満点取れれば他が曖昧でもなんとかなるでしょう。

ちなみに、イエメンが選別・規格の観点から出題されることが多い模様で、選別方法はイエメンのみその他に分類される。

(以下マークシート形式 1or2 回答)

A.ブラジルはアラビカ種の生産が世界で1位である

B.ベトナムはカネフォラ種の生産が世界2位である

C.コロンビアは水洗式カネフォラ種の生産が世界で1位である

D.インドネシアは国内での生産がカネフォラ種が多い

E.選別方法で大きさを選別する方法を比重選別という

F.ブラジルの格付けには(1. No.2 、2.グレート2)ある

G.ベトナムの格付けでS-16以下はグレード1になることはない

H.公正競争規約で「ブルーマウンテン」は、ジャマイカ・ブルーマウンテン地区で生産されたアラビカ種コーヒー豆とする

I.公正競争規約でイエメンで生産されたアラビカ種コーヒー豆を「モカハラー」という

J.「キリマンジャロ」はタンザニアで生産されたアラビカ種コーヒー豆をいう


答え

a.1 b.2 c.2 d.2 e.2 f.1 g.1 h.1 i.2 j.1

補足

ここでの I のイエメンもよく出題されますのでモカハラーマタリの区別をしっかりしましょう。

また格付けの際の標高などの細かい数字は覚える必要はないとのことですが、例えばGのように際どい問題もありますのである程度は見ておきましょう。

(以下マークシート形式 1or2 回答)

A.コーヒーの生豆は焙煎すると諸成分の含有量が(1.最大で20%減る、2.ほぼ変わらない)

B.酸味成分は苦味成分より抽出の際影響を(1.受けやすい、2.受けにくい)

C.ミディアムからハイローストの中細挽きで水洗式アラビカ種は(1.柔らか、2.すっきり)なものが多い

D.浅煎りと中煎りのコーヒーでカフェインは(1.変わらない、2.中煎りの方が多い)

E.中性の水で抽出したコーヒーはアルカリ性の水で抽出したコーヒーより酸味が(1.変わらない、2.強い)

F.複数の種類の豆をまとめて焙煎する方法を(1.プレミックス、2.アフターミックス)という

G.炭焼きコーヒーは熱源を(1.30%、2.100%)炭を使用したものをいう

H.コーヒー豆10gに140ccの湯はコーヒー豆20gに280ccの湯と比べると(1.味はほぼ変わらない、2.濃くなる)

I.浸漬法は湯と粉の接触時間が同じで抽出条件を調整しやすいので(1.安定しにくい、2.安定しやすい)

J.モカポットは高温高圧の(1. 1.5、2. 9)気圧程度により抽出するもの

K.水だしコーヒーは低温で長時間抽出すると濃くなるので粉の粒径を(1.粗く、2.細かく)すると良い

L.焙煎後のコーヒー豆で劣化速度に対する水分の影響は(1.大きい、2.小さい)

M.温度が10度上がると反応速度はおよそ(1. 10倍、2. 2倍)になるので高温は避ける

N.酸素が劣化速度に与える影響は大きく(1. 1%以下、2. 5%以下)で劣化速度が10倍変わる

O.ガスバリア性が高い包装のものは開封後でも鮮度は(1.経時変化しない、2.経時変化する)


答え

A.1 B.2 C.2 D.1 E.2 F.1 G.2 H.2 I.2 J.1 K.2 L.1 M.2 N.1 O.2

補足

基本問題から幅広く出されている模様で、考えるとわかる問題が多いです。そしてhの問題は教本の「コーヒーインストラクター2級編~試してみよう~」から少し内容の変えられたものが出題されています。つまりここから1題程度は出題される可能性が高いので目を通しておきましょう。

(以下マークシート形式 1or2 回答)

A.インスタントコーヒーの抽出方法で (1.スプレードライ、2.フリーズドライ) は低圧低温にしたエキスから昇華を利用して水分を取り除きつくる

B.スプレードライは粒度が (1.粗く、2.細かく)、フリーズドライの方が風味が良好であるといわれている

C.リキッドコーヒーで生豆の使用量が2.5%以上5%未満は (1.コーヒー飲料、2.コーヒー入り清涼飲料) となる

D.PET入りコーヒーは (1.レトルト殺菌、2.高温短時間殺菌) され容器に充填される


答え

A.2 B.2 C.1 D.2

補足

この辺りは範囲が狭くなんとなく出どころもつかめます。つまり、インスタントコーヒー関係、スプレードライ、フリーズドライ、粒度、リキッドコーヒー関係、生豆使用量、その呼称、そして殺菌工程、あたりをおさえておくとよいでしょう。

さて、コーヒーインストラクター2級の過去問いかがでしたでしょう?

ほとんどが暗記問題です。また、国の位置・選別方法は過去問からしても、確実に出るうえに20問程度でる可能性あります。そして、飲み比べは前述の4問からどれかは出るはずです。したがって、30問程度は必ず分かっていると言っても過言ではありませんのでここは必ずとりましょう。

しかし気を抜くと「あれっ?」となってしまいますので、しっかり勉強して望みましょう!

また、初めの実技の対策として最も重要なのは、ずばり「飲むべし」です。

たとえば私はコロンビアとブラジル(水洗・非水洗)を区別するために各600gずつ豆を購入し、そして毎日水筒に入れて持ち歩くようにしました。

するとやはり分かるものですね、その後はしばらくコーヒー離れしましたが・・・

ということでコーヒーインストラクター2級の過去問でした。ぜひ受けられる方は自信をもって会場に足を運べるよう勉強して臨みましょう。

初心者がまず飲み比べるべき生豆

コーヒー豆はこちらで購入してます、参考までに。

焙煎豆買うと高いので生豆からがおすすめです。

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